指標があるときは相場が動きやすいのでエントリーチャンスは多め
2017/05/11
今回は17時にECB(欧中銀)月報というユーロ圏での指標と、
17時30分にイギリスの指標が3つあるので、それによって相場が大きく動く前に取引していこうと思います。
とはいっても「織り込み済み」といって指標発表の時間になる前に投資家たちがあらかじめ結果を予想した上で売買をして相場が動くことはあるので、普段より少し警戒は必要になります。
ちなみにこの日は20時にBOE(英中銀)政策金利発表や四半期インフレ報告、21時30分にはアメリカの指標が複数と、
かなり盛りだくさんな1日となっています。
指標があるときは相場が動きやすいのでエントリーチャンスは多めですが、
普段より予測が難しいことも特徴です。
なので私は指標があるときは少しエントリー量を抑えていきたいと思います。
まず通貨は15分足でも30分足でも同時に3σを超えていたEUR/JPYをチョイス。
下図はEUR/JPYの15分足のスクショですが、30分足でもほぼ同じ形をしていました。
このとき先ほど説明したECB月報の時間に近づいてきたため、EUR/USDなどEUR関連の通貨がいくつか大きく動き出していました。
3σを超えている通貨はいくつかありましたが、私がチャートを見たときに複数の時間足で3σを超えていたのはEUR/JPYだったのでこれを選びました。
もちろん選んだ後に大きく価格が動いて複数の時間足で3σを超えたものはありましたが、
あれこれ迷ってしまうのはエントリーがブレる原因になりかねません。
決定的な別の理由が出てこない限りはなるべく選択肢を絞っておきます。
3σを超えた段階で最初の1,000円をLOWで入れました。
と同時に、もしローソク足が伸びてきて2本目を入れることになったら124.400を超えたタイミングで入れようと考えました。
別に3σのラインでもなければ4σのラインでもないところでなぜ入れようと思ったか?
この画像において似たようなところで124.300や124.200といったラインを見てほしいのですが、
ローソク足の四角い部分がちょうどそのラインあたりで区切られているように見えませんか?
もちろん全部が全部ピッタリで区切られているものばかりではありません。
単純に下三桁の数字のキリが良いというだけで、このラインは3σや4σを基準にエントリーする場合と比べると反発要因としては弱いです。
しかし、それでも上図のようにダブルゼロ(124.300や124.700のように下二桁がゼロの数値)やトリプルゼロ(124.000や125.000のように下三桁全てがゼロの数値)で反発されることが少なからず起きています。
これはあくまで私自身の経験則に基づくものですので、毎回こうなるというわけではありません。
あくまで基本となるのは3σや4σといったラインですので、ダブルゼロやトリプルゼロは追加要因の一つ程度に抑えておくといいでしょう。
さて、上のローソク足がこの後どうなったか?
そしてそれに伴って私がどういうエントリーをしたのかの説明を続けます。
結果的にこのように4σを超える動きをしました。
さきほどの1本目に加えて2本目のエントリーは124.400を超えたところです。
そして30分足はこちら。
15分足と同じように4σに近いところに400のラインがあったことも踏まえて2本目をエントリーしています。
さらに言えば4σに触れた段階で3本目を入れるつもりでしたが、今回はタイミングが合わず入れられていません。
ハイローの画面ですと、赤い丸の部分で3本目を入れることもできたでしょう。
以上が今回の取引内容になります
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