指標発表時にチャートはどう動くか?

今回ご紹介する取引内容は、
指標発表が行われた際のチャートの動き方についてです。

指標発表が行われたときのチャートは変動が激しく、
初心者が何も知らずに取引に参加してしまうとたいへん危険なポイントです。

チャートが激しく変動するのであれば、
私が紹介している取引方法ならエントリータイミングが複数回来るのではないか?
ならたくさんエントリーできていいじゃん!
と思う方が何名かいらっしゃることでしょう。

しかしそれは大きな間違いです。

確かにチャートが大きく動くポイントでは、
普段より3σに触れる確率が格段に上がるため私が使っている手法のエントリーポイントも多くなるでしょう。

ただその分勝率も下がってしまうのです。

仮にエントリー回数が増えたとしても勝率が下がってしまってはプラマイゼロ、
むしろマイナスになりかねません。

勝率が下がってしまうようなポイントでは取引しないほうが、
初心者にとっては特に安心と言えるのです。

ただ、
取引内容の紹介をする前に指標の見方についてお教えしましょう。
指標がどういう内容だとチャートが上がったり下がったりするのかを知らないと予測することもできませんからね。

ではまず下図をご覧ください。

指標発表時にチャートはどう動くか?

上図はみんなの外為というサイトで見ることができる、
その日の指標発表一覧です。

星の数はそれぞれの指標の重要性を表しています。

星の数が5個であれば重要度は高く、
1個であれば重要度は低くなります。

そして重要度が高ければ高いほど、
チャートが荒れやすい傾向にあります。

この日なら20時にイギリスで行われる英中銀(BOE)政策金利発表が最もチャートを動かしうる指標と言えます。
もちろん3個や4個のものでもチャートを動かす原因になり得るので、
星が5個の指標にだけ注目していればいいというわけではありません。

上図のうち、
今回紹介するものは10時30分のオーストラリアの指標「豪・新規雇用者数/失業率」です。

これは新規雇用者数のほうは、
数が多ければ労働者が職に就くことができていることを意味しているため「景気が良いかも」ということを示しており、
失業率は数値が高ければ労働者が職を失っていることを意味しているため「景気が悪いかも」ということを示しています。

多くの投資家はこの数値の良し悪しを、
前回の数値や予想で出されている数値を元に判断しているようです。

では今回の指標の内容はどうだったのか上図を見ながら考えてみましょう。

まず新規雇用者数から見ていきます。
すると予想値が「2.0万人」なのに対して、
結果は「5.42万人」になっています。

これはすなわち予想以上に新しく雇用された人の数が多かったということを示しており、
予想以上に景気が良くなっているかもしれないということも表しています。

次に失業率を見てみましょう。
予想値は「5.6%」に対して、結果も「5.6%」です。

ということは失業率は特に変わっていないが、
雇用者の数は増えていることになり

総じてオーストラリアの景気が良くなっているのではないか?
という予想ができるわけです。

以上のことからチャートがどのように動くのかというと下図をご覧ください。

AUD/JPY

AUD/JPYはオーストラリアの豪ドルと日本の円の相場です。

この相場においてチャートは上昇方向に動いているため、
日本円よりも豪ドルの価値が高くなっているということを表しています。

つまり指標発表の内容からオーストラリアの景気が良くなっているかもしれない!
と判断した投資家が多く存在して、
豪ドルの需要が高まり豪ドルの価値が上がったと考えられるのです。

指標発表があったときのチャートはこのように予想することができるので、
取引に参加する必要はありませんが、
相場観をつけるために予想しながらチャートを見てみるのはいいかもしれません。

次回はこういったときに取引に参加するとどうなるのかについてお伝えしたいと思います。

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